一般社団法人発達障がいファミリーサポートMarble主催、「発達障がいワンダーランド」2014年3月8日(土)開催。満員御礼<(_ _)>

「発達障害」を全くご存知ない方でも、参加するだけで、「あんな事」も「こんな事」も判っちゃう…そんな楽しいイベントを企画。法人Marbleにとって初めての主催事業です。
「お客様来て下さるかしら…?」そんな不安をよそに、多くのご来場者ありがとうございます。

004.jpg◆開催日時:2014年3月8日(土) 14:30~16:00
◆会場:三鷹市公会堂 さんさん館3階 多目的会議室
◆出演:
高野まゆみ氏「江戸小噺笑い広げ鯛」代表
松田博雄氏 医学博士・小児科医・小児神経専門医、淑徳大学総合福祉学部 社会福祉学科教授、一般社団法人発達障がいファミリーサポートMarble理事
キャラバン隊マーブル(国沢・伊藤・宍戸・田中・松本・福岡)
◆子ども達の作品のご講評:久我修一氏 グラフィックデザイナー
◆参加費:無料
◆来場者数:約100名
◆タイムスケジュール:
14:30 開始
14:40~15:30 キャラバン隊マーブル講演「発達障害の世界を覗いてみよう!」
15:30~15:50 「江戸小噺で発達障害を理解しよう!」
出演:高野まゆみ氏
解説:松田博雄氏
15:50~16:00 「発達障害児作品展」
作品講評:久我修一先生の講評を発表。
16:00~16:20 「お気軽相談コーナー」開設

当日は、100名近い方々が来て下さいました。
本当にありがとうございました<(_ _)>
「ワンダーランド」という名前の通り、「発達障害」をいろいろな切り口からお伝えし、楽しい要素がキラキラと詰まった、そんなひとときになれば…と願って開催しました。

◆第一部「キャラバン隊マーブル」の講演では、発達障害の「いろは」をお伝えしました。
「もしも、あなたに発達障害があったら…」という疑似体験も、参加者全員にして頂き、発達障害児への対処法は、私達スタッフが「劇」でお見せしました。
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皆さん、熱心に聞いてくださっています。

◆第二部「江戸小噺」編では、発達障害児のユーモラスな日常をお伝えしました。
本人にとっては、至って真面目な事でも、ちょっとユーモラスな事が、日々あふれているのです。
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「江戸小噺笑い広げ鯛」代表の高野まゆみさんによる江戸小噺。
「発達障害」と「江戸小噺」のコラボ・初の試みです。

例えば…こんなシーンの「江戸小噺」

◆お母さんが料理をしていて、その場を離れたい時に、「お鍋、ちょっと見ていて」と頼んだら、発達障害の女の子は、お鍋をジ~っと見ていて、吹きこぼれても、ただただ、見ていた…という話(+o+)
これを「江戸小噺」で、ご披露頂くので、この文章より、もっともっとテンポいいのです!
このような日常のエピソードを、8つほど、「江戸小噺」でご披露頂きました。
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ひとつひとつのエピソードに、松田博雄医師の解説がつきました。
松田先生のお話により、「発達障害児たちの不思議な行動には、そんな理由があるんだ!」と納得して頂けたかと…(^^♪

◆会場内では「発達障がいの子ども達の作品展」を開催。
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発達障害の子ども達ならではの、ユニークな発想の作品ばかり。
力作です!皆さん、熱心にご覧になっていました

◆「お気軽相談コーナー」も会場内に設置。
同じ仲間の保護者としての情報や、日々の工夫・乗り越え方をお伝えしました。
このような、ちょっとした事がきっかけで、次の一歩につながれば…♪

◆ご来場者全員に、法人の名前にちなみ、「マーブルクッキー」をプレゼント♪♪♪
クッキーは、三鷹市内の福祉作業所「工房 時」さんにお願いしました。

…と、盛りだくさんの1時間半は、あっと言う間に過ぎていきました。

参加された方のアンケートから、いくつかご感想を紹介しましょう♪

  • 「ワンダーランド!そんなイベントの名前にふさわしい時間、伝え方って、こんなにあるんだと、最後まで、楽しく、あっと言う間でした。終わった後、心がほっと温かくなる、不思議な空間でした。」
  • 「みんなちがって、みんないい…その子にしかない世界、とても素敵な講演でした。具体的な例、実体験を通してのお話、とてもよく理解できました」

ありがとうございました。
他にも、たくさん、ご感想をお寄せ頂きました。
スペシャルゲストの高野まゆみさんと松田博雄先生にも、心より感謝申し上げます。
またいつか、パワーアップして、「ワンダーランドpart2」を開催します。
<記;Kunisawa>