一般社団法人発達障がいファミリーサポートMarble主催、「伝え方講座」2014年7月4日(金)開催。満員御礼<(_ _)>

人に何かを伝える時、あなたは何を心がけていますか?
「こういう風に伝えたつもりなのに、なぜ判ってくれないんだろう?」と、もどかしく思ったことありませんか?
特に、障害児の子育てでは、学校・病院・行政等に、交渉・報告をする機会がたくさんあります。
主旨が伝わらずガッカリしたり、行き違いが生じて悲しくなってしまったり…といった事は、ありませんか。
そんな時の為に、「知っていると相手に伝わりやすくなるポイント」をお伝えします。

009.jpg◆開催日時:2014年7月4日(金)10:15~11:30
◆会場:三鷹市公会堂さんさん館3階 多目的会議室A
◆講師:国沢真弓
一般社団法人発達障がいファミリーサポートMarble 代表理事・フリーアナウンサー・自閉症スペクトラム支援士
◆参加費:500円   Marble賛助会員は無料
◆来場者数:45名

企画当初は、20名くらいで、実践中心、和気あいあいと…と、思っていたのですが、当日は、予想を上回る45名のご参加を頂きました。
小雨の中、ありがとうございました<(_ _)>

◆内容
①25年間のアナウンサー生活で身に着けたこと
(ハキハキ響く声で伝えること等)
②自閉症児の親として10年間過ごす中、様々な交渉の中で身に着けたこと
(どんな状況下でも、きちんと伝えること等…)
どれも国沢自身が心がけて、「よかったこと」「効果があったこと」だけを伝えました。

障害児の子育てでは、ホットなハートと、クールな頭脳を要求される事が多く(?)、言葉の「選び方」「伝え方」で、その「想い」が活かされる時と、台無しになる時と、多くのケースを見てまいりました。
日々、障害児の子育てで奮闘している皆さんが、「無用に傷つく事なく、伝えたい事が伝わって、思いが活かされてほしい」…そんな願いで、企画した講座です。
障害児の保護者の方のみが対象だった訳ではありませんが、実際は、そういった方がとても多かったです。
講座では、「伝え方」「話し方」「実践」の三部構成でお伝えしました。

「伝え方」
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「ボキャブラリーを増やすには」「腹が立った時には」・・・など、実践的なことを中心に・・・(^^♪

「話し方」 「実践」
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「響く声で、聞き取りやすく話すには」・・・など、姿勢や呼吸、口の開け方等、皆さんにその場で発声練習などをして頂きました。
「気分はアナウンサー」♪…で、和気あいあい。
「ユーモア」「服装」「姿勢」「笑顔」のパワーの活かし方もお伝えしました。

★★★さて、最後に、ご参加頂いた方からの感想をいくつかご紹介しましょう…★★★

  • 「個人的になるほどと思った部分、職場に持ち帰って伝えたいと感じた部分、色々ありました。自分の人生を見つめる上でも、参考になる、そんな豊かな時間でした」(一般の方)
  • 「お話を聞いて、目からウロコ、再確認すること、支援者としてだけでなく、「人」として、いろいろ実践したいと思いました。スキルだけでなく、心が伝わる講座。ラストメッセージでは、私も涙を流しました。たくさんの気づきをありがとうございました。」(支援者の方)
  • 「お話がとても判りやすく、うなづける事が多かったです。今まで参加した講座とは、切り口も伝え方も違い、とても新鮮でした。ラストメッセージ、自分の亡き後の子どもの幸せの話…、本当に私もそう思います。息子が幸せな人生を送れるよう、私も、今できる事をコツコツやっていこうと思いました。たくさんパワーを頂けました!!」(保護者の方)

等、皆様お一人お一人が、たくさんの感想を書いて下さいました。
講座を終えてみて、この講座の意義を、強く感じています。
皆さんが、日々の暮らしの中で、「伝え方」で苦労されていることが多いのだと改めて気づいたからです。
いつか、第二弾を開きたいです!
ご参加頂きました皆様、本当にありがとうございました。
<記;Kunisawa>